4日目(鳥取~福知山~小浜~敦賀~富山 454.9km)
旅も後半。4日目はまた基本的には海沿いを走り北陸へ抜け、富山まで至る。
今日の車両もこれ。ただ、キハ126ではなく、単行のキハ121の方だった。前回来たときはキハ47にしか乗らなかったのだが、気のせいとはいえ、キハ126が増えた気がする・・。
そろそろ飽きてきた?いやいや、車窓に広がる海は何度見てもいい。東浜付近。
浜坂で接続時間があるため、外に出てみる。見ると怪しい雲・・。朝は薄日があったが、この先の好天は望めそうにない。
ここからは、今回は初乗車のキハ47。奇しくも、乗車したのはキハ47-1で、前回と同じ車両だった。
そして、餘部橋梁から望む日本海。餘部もすっかり様変わりし、足場が組まれ、重機が置かれていた。下りていないので橋の状況はわからないが、どうやら新橋脚は完成しつつあるようだ。
餘部を出た辺りから先ほどの雲の影響か、雨が降り出し、不安な先行き。まして、ローカル色の強いこの区間、停まってしまったら・・なんてことを考えてしまったが、無事に豊岡まで定刻どおり走ってくれた。
豊岡から福知山までは223-5500。つい最近配置された最新鋭である。
前回乗った113系は既に全廃されたようで・・。
これ。
強烈な個性派だった。
この後、福知山に出て、同じく223系5500番台で東舞鶴まで。
そこから小浜線に乗る。
乗車するのは臨時快速で、休日のみ運転。調べてきたわけだが、これを逃すと大変なことになる。
小浜線も海沿いを走るが、意外にも海が見渡せる区間は少ない。画像は若狭本郷のあたりだったと思うが、これだけ接近するのはこのあたりに限られる。遠目に見える場所は結構あるのだが・・。
どちらかといえば、こんなのんびりとした田園風景が目立つ。
そんな小浜線で敦賀に到着。時間があれば海に出たかったが、乗り継ぎ時間が50分で、海まで往復するにはちょっと厳しかったので断念。
敦賀からは419系。521系かと思っていたが、しっかり国鉄型だった。福井にて。
そして、福井からさらに東に向かうが、次に乗車する車両はもしかして・・。
敦賀⇒福井で乗ってきた419系がそのまま直江津行きに。なら敦賀発直江津行きにして欲しい・・。下りる必要はなかったわけだ。
それにしても、敦賀~直江津という、車歴40年あまりの老体には過酷な長駆だ。
今頃になって日が差してきた。もちろん、晴れるに越したことはないが、少し遅かった。
それにしても、足元が広いので結構快適。
広大な土地に傾く太陽。
本数がもう少しあれば、気軽に訪れてみたい場所である。
そして、敦賀から5時間、18:55に富山に到着した。さすがに疲れた・・。
しかし、期待通り、それは停まっていた。
キハ58!
今や最後の定期運用・・。
国鉄色ではないが、それでも感動。動いているキハ58を見たのは初めてなので、尚更・・。
疲労の色は否めないが、まだまだ現役。畏敬の念すら覚える。
やはり三脚は持ってく行くべきだったかもしれない。
ホームは思った以上に暗く、ISO1600でやっと。それでもブレた画像が多く、心残りではある。しかも、正面から撮ったものはハイビームで上手く撮れず、この角度が精一杯だった。
キハ58の発車を見送り、今晩の宿へ向かう。次来るときまで、元気でいて欲しい。そして次は是非乗車を。
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今年度で成人の90年生まれ。
HNはかつてのあだ名から。
旧HNは急行銀河でした。
(開設09/03/04)
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