日帰り 房総の旅

今日は春休み最後のフリー。

ということで、友人と２人で１８切符を使って小旅行をしてきました。
行き先は・・・銚子。

春休みの締めとなるであろう今回の旅はどんなものになったんでしょうか・・・。

東京をスルーして、まず千葉まで来ました。
未だに多勢に見える１１３系も来年には消える運命・・。

その後、成田線の２１１系に揺られること２時間。

銚子までやってきました。
ここから、一度は乗ってみたかった路線に乗ってさらに進みます。





















ＪＲホームの先っぽに付いている銚子電鉄のホーム。
可愛らしい電車が停まってます。
























桃鉄ラッピングカラーの車両でした。
後で調べてみると、このラッピングも０７年４月から３年の予定らしく、つまり来月で終わりってこと？
いいタイミングで見ることが出来ました。

車内は団体様もいて軽くラッシュアワーのノリでした（笑

ガタン・・ゴトン・・・
列車はいい感じの音を奏でながら、いい感じの雰囲気の駅をいくつも通り過ぎて、いい感じののんびりした風景を抜けていきます。

さて。
降りたのは・・


















終点の一個手前、犬吠です。
小奇麗な駅舎は結構有名？
そして何より、濡れせんべいで全国区になった駅でしょうね。

















駅から徒歩三分。
海と灯台が見えてきました。
関東最東端、犬吠崎です。
















反対側に回ってみました。まだ肌寒く、風も強かったですが、それでもこの前の入道崎よりは遥かにマシ。

それにしても、やっぱ海って何回来てもいい・・・。
広くて青い海原を眺めてると、小さいことを忘れさせてくれます。

その後、近くのレストランで海鮮丼を食べ、少し歩きます。

















犬吠から線路沿いに歩いていると、タイミングよく電車が来ました。このデハ８００を名乗る車両、元々は１９５０年製とのこと。今年還暦を迎える辺りですか・・・。
ただ４月に引退予定らしく、今回見れたのは運が良かったんでしょう。

歩いて隣の外川まで行き、そこから海へ再び出てみました。




















画像では白く飛んじゃってますが、坂を下っていくと海が見えてきます。
この雰囲気、凄く良いです。
























坂を下りきると、そこは漁港でした。




列車の時間が近くなってきたので、駅に戻ります。
















これまたいい雰囲気を醸し出す、外川駅。
連続ドラマのロケ地になったそうで、知ってる方も多いでしょうか？




















駅舎内もタイムスリップしたかのような空間。
スローな時間が流れます。

駅前も、街の雰囲気も、すべてが都会とは違う。
電車も少なく、不便といえば不便でしょうが、「速さ」「便利さ」「快適さ」だけを求める現代社会にあって、こういう空間って一種の「贅沢」だと思います。
大事にしていきたいものですね。

ここで折角なので入場券を購入、記念に持ち帰りました。

列車はまた桃鉄ラッピング車。
２０分弱で終点の銚子に到着し、ここからは成田線で千葉まで戻ります。
まだまだローカルな旅は続きます。

















帰りは１１３系。
以前は飽きるほど乗ってた車両ながら、今となっては貴重な存在・・・。

のどかな風景の中２時間の旅。
列車は千葉に到着。
ここからは１５両の列車で首都圏へ戻ります。
















千葉のホームには湘南色が停まっていました。千葉に来ると必ず見かけます。

その後、列車を乗り継いで家に着いたのは２０時近く。
銚子に居たのは２時間ほどでしたが、それでも時間以上に濃い旅だったと思います。




















最後に入場券と往復乗車券（に付いてたクーポン）。
濡れせんべいも食べましたが、結果的には乗り降り自由の切符のほうが安かったようです。

ところで、経営存続すら危ういといわれる銚子電鉄・・・。
今後車両更新などで生まれ変わっていくそうですが、地域活性化のためにも頑張ってもらいたいものです。